新型Nintendo Switchについて

目次

報道内容

THE WALL STREET JOURNAL によると

  • 液晶の改善
    • 現在は低コストの液晶を使っている
    • 最新スマホ液晶技術を使うことで明るく、薄く、軽く改善できる
    • 有機ELディスプレイではない
  • 発売時期は2019年後半(はやければ夏、おそくても年末)
  • ハード・ソフトともに検討中の段階

(上の画像をクリックすると元記事へ)

記事の信憑性

  • 発売時期2019年後半は、ありえる
    Switch発売は2017年でNintendo DSシリーズは1年半から2年周期で上位機種が発売されているため、十分にありえる。
  • 検討中もありえる
    どの会社、どの機種でも、次世代機・上位機種・下位機種の検討は、新商品発売直後から行うので、取材しなくても検討中なのは間違いない。
  • 液晶変更もありえる
    サイズが同じじゃない限り変更されるだろう。ただ、明るく、薄く、軽くなったところで、上位機種の魅力になるとは思えない。
  • 今検討中で1年以内に発売は難しい
    早ければ1年以内に発売されるという割にハードもソフトも検討中というのは、部品調達(発注)後の量産や品質テストの期間を考慮すると矛盾している。
  • 飛ばし記事(根拠、憶測によって書かれた記事)と思われる。
    無難に嘘にならない変更点を記事にしただけではないのか?

予想

2019年後半の新機種発売はありえる。(過去の上位・下位機種の周期と合致)
では、どのような変更があるだろうか。

非常に可能性が高い変更(必須の変更)

  • CPUの変更
    Swichに採用されている Tegra X1 は脆弱性が発見されており、現行のSwtichはCPUを変更しない限り、ハッキング対策は不可能となっているのでCPUがバージョンアップされるのは確定だろう。
  • 熱対策
    Switchは、熱暴走、本体が曲がる、液晶が浮く、など熱に関連する問題が発生しており、対策が求められる。

可能性の高い変更

  • ローコスト化
    任天堂のハードは、Sonyやマイクロソフトと比較してそもそも性能が段違いに低いため「Switch Pro」のような性能強化した上位機種を出すのではなく、廉価版を出してシェア競争を有利に進める戦略と思われる。
  • 小型化
    薄くなるという報道もあるが、むしろ薄さはほぼ据え置きで縦横が小型化された 「Switch Lite」「Switch mini」 のような小型化機種がでるのではないだろうか。現行版Switchは持ち運んだり、ポケットに入れるにはサイズが若干大きい。また小型化することで、液晶部品などの部品コストも下げられる。
  • 省電力化
    熱対策、ローコスト化、小型化という変更と相性がよく、CPUのマイナーチェンジや液晶の小型化などにより、省電力化が進むと思われる。

可能性の低い変更

  • 処理性能向上
    CPUはハッキング対策として変更されると思われるが、マイナーチェンジにとどまり、性能は大差無いと思われる。
    性能向上を行うと熱量が上がる傾向にあるので、どちらかというと性能向上よりは、省電力化のアップデートに注力していくだろう。
  • グラフィック性能向上
    CPUと同様にGPUも処理性能は大差なしになりそう。あっても省電力化だろうが、全く変更されない可能性すらある。
  • メモリ
    ローコスト化するなら、容量据え置きだろう。
    部品原価が下落しておらず、安定しているためメインRAM 4GBから増やさないと思われる。
  • ストレージ
    本体が小型化やローコスト化をするなら、ストレージ容量は据え置きになるような気はする。
    ただ現行Switchは32GBと容量が少ないですし、メモリと違って部品原価が下落しているので容量の増大と、転送速度の向上を期待したい。

現行機種にも期待したいアップデート

利便性関連(主にドック)

  • ドックを小型化してほしい
    ドックが無駄に大きいので、熱がこもる。
    ドックをスマホのドック並みに小型化して ほしい。
  • テーブルモードでも充電したい
    ドックにSwitchを挿してテーブルモードでゲームをプレイしながら充電できるようにして欲しい。
    ※TVモードとテーブルモードの切替スイッチは必須

サウンド関連

  • 音声出力・音声入力のデバイスを指定したい
    現状は、3.5mmミニプラグにイヤフォンを指すと、USBマイクや、HDMIからのサラウンド音声は自動で利用できなくなる。
    例えばフォートナイトでHDMIからサラウンド音声出力と、マイク音声入力が利用できるように音声出力・入力のデバイスが自動決定されるのではなく、PS4のように設定画面で選択できるようにして欲しい。
  • Dolby Digital サラウンド対応
    SwitchはリニアPCM 5.1chしか対応していないため、Switchでサラウンドを利用できる環境を作るには制限が多い。
    2017年に Dolby Digital(AC-3 )特許は失効しているので、ファームウェアアップデートで Dolby Digital に対応してくれば、PS4のようにサラウンド環境が整えやすくなる。

1 Comment

  1. WSJの同じ記者が新型Nintendo Switchの続報を書いてます。
    https://jp.wsj.com/articles/SB11509765378604184519004585201592401512702
    記事要約
    ・新型2種類(前回記事では言及なし)
    ・新型の「形に驚く」(前回記事では言及なし)
    ・廉価版が出る(前回記事では言及なし)
    ・高性能版が出る(前回記事どおり)

    廉価版または小型版が出るのは、誰でも予想できるのに、前回の記事に記載されてなかったので、誰かに指摘されて追加したのかもね。
    逆に、前回から記載してる高性能版は、期待してる人は多いですし私も期待はしてますが、PS4やXbox One Xに追いつけない性能の新型機を発売する戦略的意味があるとは思えません。

    高性能の新型を出すぐらいなら、外付けGPUとして機能する新型DOCを発売すべきでしょう。

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